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2006年8月

2006年8月30日 (水)

気がつくと今月は10冊本を読んでいた

 南京事件を勉強し始めたのは先月のこと。だいたいあの戦争は正しかったのかどうかという議論がはじまると、その焦点のひとつになるのが南京事件なもので、勉強しなきゃと思って勉強し始めたのです。

 南京事件について、まだ勉強したいとは思っているのですが、累計で7冊ぐらい本を読んだので、8月の途中から、1945年に終わったアジア太平洋戦争の全体像をつかもうと思って、学習中です。

 ところが、アジア太平洋戦争を勉強しようと思うと、満州事変までさかのぼる必要がありますよね。アメリカに満州などの権益を手放せ、中国から撤兵しろといわれて、これを拒絶してはじめたのがアジア太平洋戦争でしたから。

 ところが。満州事変を学ぼうとすると、これもまた「そもそも何で満州に日本軍がいたんだよ」という話になって、「日清・日露戦争までさかのぼって勉強するしかないか」と、勉強するテーマがいっきょに広がって関心も広がり、困っているおさかなです。

 で、手当たりしだい? に本を読んでいます。気がつくと8月に読んだ本は南京事件関連もふくめ、10冊になっていました。読んだのは、つぎのような本です。

○南京大虐殺改竄派の敗北 本田勝一ほか 教育史料出版会2003(8/1読了)

○南京難民区の百日 笠原十九司 岩波書店1995(8/4読了)

○南京の日本軍 藤原彰 大月書店1997(8/5読了)

○従軍慰安婦 吉見義明 岩波新書1995(8/6読了)

○天皇の軍隊と南京事件 吉田裕 青木書店1986(8/14読了)

○新版 十五年戦争小史 江口圭一 青木書店1991(8/16読了)

○日本の歴史18 日清・日露戦争 海野福寿 集英社1992(8/22読了)

○日本軍政下のアジア 小林英夫 岩波新書1993(8/24読了)

○はじめて学ぶ日本近代史(上) 大日方純夫 大月書店2002(8/28読了)

○はじめて学ぶ日本近代史(下) 大日方純夫 大月書店2003(8/30読了)

われながらよく読んだな‥。この辺でまた自分と立場が正反対の本もこのあたりで1~2冊読もうかなと思いつつ、とりあえずまだ歴史の流れをとらえられてないと思うので、きちんととらえることに全力をつくそうと思います。まあ、素人ですから、歴史の流れをとらえることができたと実感するまで本を読みつづけるっていう、ただそれだけのことですけど。

いや、しかし。大学卒業してからどころか、いままでの人生で一ヶ月にこんなに本読んだの、たぶん初めてだなあ。ああ、ほげほげ。

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2006年8月28日 (月)

中国旅行

本当は10月に職場の同僚と中国に行って南京をめざそうかと思っていたのだけど。

都合よく南京の記念館も日程に入っている中国旅行の募集があり、そのツアーに乗っかることに。

従いまして、9月上旬に中国に行ってまいります!!

日本だけに閉じこもって戦争云々言っている場合ではありません!!

というわけで、南京大虐殺の記念館、楽しみです。うきうきするようなものではありませんが・・・。

歴史の勉強がてら、行ってきます!!

ちなみにまったく関係ないけど、明日は夜、京都で取材です。あお~ん。午後、京都に向かいます。京都では、取材先の人がわざわざ出迎えてくれるみたい。ありがたいことです。

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2006年8月25日 (金)

EVERQUEST2/お馬さんゲット

 今日は日中寝ていました・・・PHSもマナーモードで・・・。彼女からの電話もぜんぜん気がつきませんでした・・・。アホだ・・・。 

 で。この間別のことにかまけていたので、EVERQUEST2は一月以上やっていませんでしたが、久しぶりにちょこっとやって、ようやく! 念願のお馬さんゲットしました。いちばん安いポニーですけど。

 だから何? って感じですけど、ぱっぱか、ぱっぱか走っていると、意外に快適。地上を二本足で走るのよりずっと早いです。

 まあ、もっと上の馬がほしいっていえばそうですが。今のレベル(41)では、すぐにお金たまりそうにないですね。またしばらくはLv上げにいそしむしかないようです。

Eq2_000033  

 

 

 

 

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2006年8月21日 (月)

GeForce7600GTのAGP版登場

http://www.4gamer.net/review/a7600gt/a7600gt.shtml

上記URL参照。何をいまさら‥(泣)。時代はDirect10目前だというのに・・・。

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『新版 十五年戦争小史』は読みにくい‥

『新版 十五年戦争小史』(江口圭一、青木書店1991、2884円[税込])を読みました。

一言で言うと、読みにくい(絶叫)!

 この本は、学生時代、うちの大学でもテキストでした。でも、授業(日本政治史)を選択しただけで、単位はとりませんでしたし、本自身も満州事変直後ぐらいで読むのが嫌になったほど、文章が読みにくいのです。

 この本は、著者が十五年戦争(満州事変~アジア太平洋戦争終結)を題材に、大学の講義でテキストとして使えるように作成したものですが、膨大な史実を無理に圧縮したせいなのか、極端に読みにくいのです。ちょっと気を抜いて読んでいると重要な言葉を気に留めないうちに読み飛ばしてしまい、途中で話がわからなくなってまた少し戻ってくるのを繰り返さざるをえなくなる感じで、読み通すのに苦労しました。

 ただ、章立てが「大日本帝国」「十五年戦争の発端」「戦線の拡大」「上海事変と満州国」‥というように細かくわかれ、ほぼ時系列に並んでいて(もちろん文章上多少の前後はある)、本もそんなに分厚くないので、あとで十五年戦争とは何だったのか振り返るのには便利なのかもしれません。

 あと、個人的に印象に残った箇所が、「おわりに」の次の部分です。

 「一方、天皇以下の戦争指導者とは異なる次元と意味において、日本国民も十五年戦争について責任を免れることはできない。日本国民もまた国家エゴイズムに深く囚われており、少数の例外を除いて、日本国民の圧倒的大多数は戦争を支持し、時には熱狂さえして戦争に協力した」(264ページ)

 ・・・・同感です。

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2006年8月15日 (火)

『天皇の軍隊と南京事件』を読んで

『天皇の軍隊と南京事件』(吉田裕、青木書店1986、¥2000+税別)読みました。200ページちょっとしかないのに、中身が非常に深いです。文章は小難しいことはありません。多少昔の資料が読みにくい(まあ、戦前の言葉ですから)のですが、吉田氏は少な目の言葉で余計なことは言わず、しかし緻密に論旨を展開していく、そういう人なのかなという印象を持たせる本です。この本が出たときは吉田氏は32歳くらいですか?・・・だとしたらけっこうレベル高いですね、いや、本当。ちなみにこの本が出た当時は、おさかなはまだ小学生です。

さて、本を読んで振り返ってみると、以下の点を学ぶことができたと思います。

①南京事件は歴史上消せない事実であるということ。

 軍の資料は処分されるなどして、いまとなっては限られた資料しか残っていませんが、それでもなお、軍の詳報、軍幹部や末端の兵士の日記・記録などに南京事件の虐殺や略奪、強姦があったことが記されています。

 虐殺については、規模の大小を正確に測ることは今日となっては困難だと述べていますが、資料も明示しており、どんなに控えめに見ても、虐殺された人は数十人や数千人、1万とかいう程度ではないことは、はっきりとわかると思います。

②「皇軍」の実態を注意深く検討している。そこから見えてくるのは、世界に名だたる栄えある軍隊などではない。

 軍隊の近代化を怠り、無駄に白兵戦を繰り返すとか、士気の低下などがさんざん論じられています。戦争の目的が抽象的ではっきりしなかったことなどが、残虐な行為に結びついていった様子などが描かれています。でも、特に僕が興味深いと思ったのは、この著書の最後のほうです。

「大正デモクラシー運動の奔流が全国をおおうようになると、その社会的影響は軍隊内部まで及び、兵士の軍機への盲目的服従を確保することがしだいに困難になりはじめたのである」(191ページ)

 この点については、田中義一陸軍大臣の「近来服従ノ観念漸ク減退シ下級者ノ言動穏当ヲ欠キ露骨トナリ反抗的態度ニ出デ遂ニ刑辟触ルルモノ増加シ殊ニ結党暴行セシモノアリ」(1921年)、宇垣一成陸軍大臣の「特ニ下級幹部ノ犯行増加セルト社会思想ノ影響ニ伴ヒ兵卒ノ言動ニ格段ノ注意ヲ要スルモノヲ見ルニ至リタルトハ軍隊設立ノ大本ニ鑑ミ寒心堪ヘザル所ナリ」(1924年)などの指摘が興味深い(同じく191ページ)。結局、モノを言わせぬ統制・管理の軍隊だったが、兵士の「自覚教育」をはかるも成功せず、軍隊の弱体化に向かったことが指摘されている。

 いずれにしても南京事件が引き起こされた一要因を軍隊の体質にも求め、分析している点が非常に興味深いです。他の本でも軍隊の体質に触れた本はいくつもありますが、より深い分析を試みている点が評価できます。

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2006年8月14日 (月)

靖国問題 小泉首相、「私」的なのに「公」約?

そういえば、小泉首相は15日の靖国神社参拝が確実視されていますね。で、とっても不思議に思うことがあります。

何で私的参拝といっていたのに、いまになって公約だから参拝するって公言しているのでしょう。 

「公」約なのに「私」的。「私」的なのに「公」約。小泉首相の詭弁に、あらためて怒りがわいてきます。公的な立場ではないから私的参拝だからいいんだといっていたのに。自分で言っていた見え透いた論拠まで突き崩す。そんな適当な論理のために、日中・日韓関係を行き詰らせるのは、いいかげんにしてほしいですね。一国の首相たるもの、つじつまぐらい合わせましょう。

もし日中・日韓関係を行き詰らせてでも自分のやっていることがふさわしいと思うのなら、ごまかすのではなく、もっと堂々と主張し、国民に訴えたらどうなんですか? なぜ自分は靖国神社へいくのか。なぜ自分が自民党総裁として公約したのか。右だろうが左だろうが、中途半端にごまかすべきじゃないですね。

結局、靖国史観を肯定し、「大東亜戦争」はやむをえない戦争だったと、アジア解放の戦争だったと思っているとしか思えません。

 

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2006年8月10日 (木)

「天皇の軍隊と南京事件」読書中‥

おさかなは、仕事も編集である・・・。記事書いて取材して編集して・・・というのが仕事なのに最近、南京事件の著作を読み漁っている。仕事でもプライベートでも目を使っていると、正直疲れます。プライベートくらい頭や目を使わないことをしなきゃなあ、と思うこのごろです。

さて、南京事件について深く知ろうと、また本を購入。アマゾンなどを利用し、インターネットで本を6冊買いました。

○天皇の軍隊と南京事件 吉田裕 青木書店(中古)

●「南京虐殺」への大疑問 松村俊夫 展転社(中古)

●新「南京大虐殺」のまぼろし 鈴木明(中古) 

○南京への道 本田勝一 朝日新聞社

●:「南京事件」日本人48人の証言 阿羅健一 小学館

○ 南京大虐殺の現場へ  洞富雄/藤原彰/本田勝一編 朝日新聞社(中古)

ただいま、「天皇の軍隊と南京事件」を読書中・・・。ちなみに●は、2006年8月10日現在、おさかなと異なる立場になる著作です。本当に読むんでせうか? 新「まぼろし」は絶対読みますけど。

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2006年8月 6日 (日)

『南京難民区の百日』読みました

 8月3日~4日に広島へ出張していました・・・。4日の晩に実家にたどり着き、5日は1日中ぼーっとして、今日帰ってきました。

 で。この出張と休みの間に、本を三冊読み終えました。南京事件関連は二冊。その一つが、『南京難民区の百日』(笠原十九司、岩波書店、1995、\2400<税込>)です。

以下、感想を述べます。

 南京事件の概説書としてもよくまとまっていると思います。資料を丁寧に引用しながら、ほぼ時系列に事態の進行が解説されていることが好印象です(時系列ということ自体は珍しくないのでしょうが)。

 とくに南京城の陥落前後の攻防や、中国軍の壊滅にいたる経過などが具体的に書かれていて、いつ何が起こったか、なぜ起こったのかなどがイメージしやすい。文章もそんなに難しくありません。

 この本の副題は「虐殺を見た外国人」ですが、安全区国際委員会や第三国のジャーナリストなど、外国人の資料だけが引用されているわけではなく、日本軍の記録や、日本軍関係者の日記などの資料もいくつも引用されています。虐殺や強姦、徴発の実態などがいっそうつかめたように思います。

 「南京事件」(同氏著、岩波新書1997、¥780+税)も実は最近読んだのですが、「南京事件」は何だか簡略すぎてちょっと不満?だったのですが、この本で不満もだいぶ解消されました。

 また、安全区国際委員会のがんばりもすごいです。強姦の現場にたびたび呼び出されたり遭遇する委員たち。また、個人的にはウィルソン医師について、よく体が持ちましたね・・・という感想も持っていますが。

 あと、一つ感じたことがあります。言葉の問題ですが、「南京大虐殺」はあくまで「南京事件」の一部だととらえるのがいいのかなと思いました。いままでぜんぜん気がつきませんでしたが。問題とされているのは虐殺だけではないので、南京大虐殺は南京事件に含まれるという解釈でいいのかな??とちょっと思いました。ちょっと「大」がつかないとインパクトありませんが、しかし「南京大事件」というとかえってヘンな新聞の見出しみたいで、かっこ悪い。まあ、インパクトではなく、事実はどうなのか追求することを大事にしたいと思います。

 いずれにせよ、まだ勉強します。このままの勢いで行くと、南京事件関連であと10冊は読みそうです。「なかった」派の本ももう何冊かは読もうとめぼしをつけているところです。

 

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2006年8月 3日 (木)

プール死亡事故/お粗末過ぎる市の対応

ふじみ野市のプールの死亡事故。市が国の通達を見逃していたとか。通達だけじゃ「学校以外でも、ふたなどを二重に」といわれても見逃すのかもしれないし、国の指導の仕方はどんな指導だったのか、ちょっと記事だけではわからないけど・・・。

でも、針金固定は誰が見てもいかんだろうに。通達以前の問題。どうしようもない。こんなことで命がひとつ奪われえるなんて。

以下、記事引用。

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プール吸水口のふた二重に」国の通知、市が見落とす

 埼玉県ふじみ野市の市営「ふじみ野市大井プール」で同県所沢市山口、小学2年戸丸瑛梨香(えりか)ちゃん(7)が吸水口に吸い込まれ死亡した事故で、ふじみ野市は、文部科学省が吸水口に事故防止のため、ふたなどを二重に設置するよう通知していたにもかかわらず見落とし、点検や改善を怠っていたことが2日、わかった。
 市は、開業前点検でもプール内まで調べず、吸水口のふたの針金固定を見逃していたことも判明。管理体制の不備が浮き彫りになり、業務上過失致死容疑で捜査している埼玉県警も重大な関心を寄せている。
 同市教委によると、文科省通知は「排(環)水口には堅固なふたや金網を設けてボルトなどで固定させるとともに、吸い込み防止金具などを設置すること」というもの。1999年6月、「学校水泳プールの安全管理について」と題し、体育局長名で全国都道府県知事らに出されたが、同年8月には「地域のプール」も対象に加え、翌年からは毎年5月の通知に「学校以外のプールについても」という文言が加わった。

[読売新聞社:2006年08月03日03時07分]

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