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2007年3月

2007年3月30日 (金)

電話回線が通っていない?

何と・・・。22日に電話工事が終わった。29日にADSLのNTT局内工事が終わった。しかし。電話がつながらないし、ADSLモデムをつないでも「リンク」のランプがつかない。信号がきていないのか?

というわけでNTTに電話。電話の配線が来ていないかも、と。ためしに電話をPHSでかけてみると、呼び出し音がなっていることになっている。でも、家はウンともスンともいわない。・・・本当に配線が来ていないのか? 引越は学生時代から数えて4度目だが、こんなのは初めてだ。

台所の水周りの工事が明日ある。水道の蛇口から水を使うとじんわり漏れるのだ。リフォーム業者いわく、「ここには数年間人が住んでいなかったので、水道がまったく使われなかったため、内部の部品が金属疲労を起こし、破損してしまった」というのだ。でも、インターネットがいまのようにPHSを使っている状態ではいいかげん遅いので、さっさとADSLを使うためにも電話を使えるようにしてもらわなきゃ困る。というわけで、こちらも明日来てもらうことに。そういえば、愛猫の健太の虚勢手術も明日だ。・・・細々やることが多いなあ。

・・・ついてない。

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2007年3月29日 (木)

ほとんどの「慰安婦」が「セックス産業に従事」することを「自ら決めた」人のようにいう根拠は?

慰安婦問題をわかりやすく説明しているというエントリのTBが、おさかなのブログに張り付いた(ペタッ)。

http://nippon01.seesaa.net/article/36682534.html

「右派社民党」? タイトルも何だか自分とことなる意見の人を食ったようなタイトルだなあ。まあ、いいでしょう。議論の中身こそ大事ですから。偏見はいけません(?)。気を取り直して、中身を確かめてみようとTB元を覗いてみると。

いまさら説明するのも馬鹿くさいですがいわゆる従軍慰安婦問題のわかりやすい解説

 「従軍慰安婦」とは実際には「戦地売春婦」であって、
カネを受け取りセックス産業に従事することを自ら決めた者
たちです。 日本は謝罪する必要などまったくありません。
 「強制連行」とは、いわゆる「徴用」という戦時下の国民に
課せられた義務のことを混同しているようですが、1944年
9月から、1945年3月までの半年間だけ朝鮮半島に徴用が
適応されました。その間に日本に渡った朝鮮人は推定で
2000人足らずでした。つまり仮に徴用を「強制連行」と
呼ぶにしても、終戦時日本に存在した朝鮮人約210万人の
うち、99%以上が「強制連行」とは関係ない人間であると
いうことです。あの朝日新聞でさえ、1959年当時の
在日朝鮮人のうち「徴用」によって日本に来た人は、
わずか245名しかいないという結論を出しているのです。

「セックス産業に従事」することを「自ら決めた者たち」だって? 文章を見る限り、自ら決めた人が大半だといっているように見えます。最初、おさかなの質問の仕方が悪かったのか、紆余曲折ありつつも、とにかく「自ら決めた」という人たちがほとんどだという根拠を示してください、というと、管理人さんからは返事はなく、別の方からこんな史料が提供されました。

とりあえず、「日本政府が強制連行したんだ」とわめいた韓国人が出した証拠↓

http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1832626

慰安婦大募集
月収300円以上(現在の80万以上)
前払いで3000円(約800万円)

 この資料で、「自ら募集に応じた人がいる」を物語っていると思いますよ。
 今でも、ソープランドで働いている人の中には借金やお金を貯めたいと思うひとたちがいるわけで。その募集広告は風俗雑誌とかにありますよね? 貴重な貴重な資料を、現代の漢字が読めない朝鮮人なばかりに「強制的に連行したんだ」と思い込んだ資料を提示してしまったんでしょう。

 どうしてこれが自ら決めたという人もいるという根拠になるの? よくわからないのですが…だって、広告だし。広告を見ても自発的に人が集まらなかったらどうするの? 自ら決めた人がいるという可能性を示す史料ではありますが。

 さらに、この史料を紹介してくれた人は、ご覧のとおり、「自ら募集に応じた人がいる」ことを示す史料として上記の史料を紹介してくれました。でも、僕が求めたのは、自ら決めた人がほとんどである、ということの根拠です。僕ははっきり次のように聞いていました。

 私は、このエントリで「自ら決めた」という「慰安婦」がほとんどであると、管理人さんがおっしゃっているように受け取りました。「自ら決めた」というからには、慰安婦として働くことを口頭にせよ、文書にせよ、あらかじめ説明されている必要があります。連れて行かれる前に。そして本意にせよ、不本意にせよ、同意していないといけない。しぶしぶでも。「慰安婦として従事してほしい」という説明があり、これに同意した慰安婦がほとんどだったという根拠を示す必要があると思います。証言でも史料でもけっこうですので、根拠になると思われるものを示してください。

 どうも、僕の文章の一部分にだけ反応している気がするんだな…。とりあえず史料提供してくれたのはいいことなのだが。貰った史料だけよく頭に留めておこう。僕は僕で勉強をすすめやす。もう疲れたよ。管理人さんはこたえないし。こたえないのに別のTBは貼ってくる。この方のTBは、単なる情報アナウンスとして受け取っておく方がいいのかな。人を食ったような言い方をしている上に「自ら決めた」人たちだとずいぶん勇ましく断言しているのだから、もっとスパッとご自分の主張の根拠を示してもらえると期待したのだが。まさか根拠もなしに上記のようなエントリを書いているのじゃないでしょうね?

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2007年3月27日 (火)

性暴力とは?-国連マクドゥーガル報告

『増補新装2000年版 戦時・性暴力をどう裁くか 国連マクドゥーガル報告全訳』(VAWW-NET JAPAN編訳、凱風社2000)を読み途中。今日か明日には読み終えます。プライベートでばたばたしたので、エライ読むのに時間かかってます。いやはや…。

さて、この本を読んで、自分が重要だと思った点はいくつかあるのですが、まず、性暴力とは何かを説明している点がちょっと新鮮だったので紹介します。

---◆21 強かんは「性暴力」の定義の中に含まれる。この報告書では「性暴力」を、性的手段を利用して、または、性を標的として行われる、身体的または心理的なあらゆる暴力と定義する。性暴力は、公衆の面前で裸になることを強制したり、性器を切除したり、女性の乳房を切りとるなど、人の性的特徴に向けられた身体・心理双方への攻撃を意味する---(37ページ)

性暴力というと、自分の意識の中では強姦の印象が強かったのだが、強姦は強姦で性暴力としてとらえつつも、もっとひろい範囲を性暴力としてとらえる視点を持とうと思った次第です。おさかなはニックネームこそ「おさかな」ですが、「魚眼」なみに広い視野を持つには精進が必要ですね…。え? おさかなの到達が低すぎる? うるさいです、だから勉強しているんです(泣)。

あと、もう一点。考えさせられたのは次の点です。

---◆16 第二に、国際人道法には国内法と同様、女性の「名誉」の保護規定を含んでいることが多く、攻撃を受けた性暴力の被害者(サバイバー)が何らかの形で「名誉を傷つけられた」という含みがあった。この報告書は、このように性格づけることは誤りであるという立場をとる。いかなる強かんも、またいかなる状況下での性暴力も、名誉を失う側は加害者のみであるからだ。強かんはまさに人間の尊厳と身体への完全性への攻撃であり、何よりもまず、暴力犯罪にほかならない。---(34ページ)

 性暴力の問題で、名誉を失うのは、加害者のみだという指摘は、考えさせられます。その通りかもしれないな、と。被害者がともすれば「恥ずかしくて生きていけない」とか差別の対象にされてきたりした戦後の状況を考えると「名誉を失った」という被害者の言い分に同意もできますが、本来は被害者は犯罪行為を行ったわけではないのですから、加害者こそが本来は名誉を失っているのだということは、国際的にもっと広く認識されてもいいかもしれませんね。

 まだ他にも考えさせられたところや、これってどうなんだろうと思って調べなきゃと思っている部分があるのですけど、とりあえず今日はここまで。

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2007年3月24日 (土)

引っ越しました

引っ越しました。そうはいっても、同じさいたま市内です。

でも、すごく忙しかった。ここ最近でも…。

17日 大型ゴミ処理(ブラウン管PCモニタ、14型テレビ×2、冷風機、フローリングカーペット、冷蔵庫、ガステーブルの処理)

18日 おうちを掃除(先に引っ越した彼女のベッド移動のお手伝いも)(掃除は夜の1時半までかかった)

19日 引っ越し!

20日 仕事が終わった後、19時~21時20分ごろまで最後の大掃除。ゴミ袋で10袋以上分を処分

21日 午前中、旧住居を引き渡し。新住居のためにまたいろいろとグッズを買い出しに…。家に戻ったのは19時すぎ。

22日 電気・ガス・水道をとめる連絡。

    健太(うちの愛猫)がトイレの砂(にゃんとも清潔トイレ)が気に入らず、あちこちで遠征爆撃をくり返すため(う○こはトイレでする)、仕事が終わった後猫砂を買いに…。

23日 新住居の電気が一つつかない、台所の蛇口が使用するとあらぬところから水がもれる、キッチンの扉が一部表面がはがれているなどの件で不動産屋に電話。24日夕方に来てもらうことに…。

 ---はっはっは。引っ越しって忙しいのね。インターネットは29日から本格的に使えるようになるそうです。したがいましてしばらくはPHSでしかネットにつなげませんので、ブログの更新もふだんよりペースが落ちると思いますが、あしからず。

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2007年3月17日 (土)

日本語がわからない?

『慰安婦強制連行はなかった-河野談話の放置は許されない』(大師堂経慰、展転社1999)を読んだ。いきなり比較的最初のほうで、河野談話の誤読をする。

---河野洋平官房長官談話では、慰安婦の募集について「軍の要請を受けた業者が主としてこれにあたったが、その場合も甘言、強圧による等本人達の意思に反して集められた事例が数多くあり、さらに官憲等が直接加担したこともあった」、と慰安婦募集に強制連行の事例が多数あった、と説明している。---(15ページ)

 談話は、数多いのは主に「業者」の「甘言、強圧」など「本人達の意思に反して集められた事例」である。強制連行が数多くあったなどとはいっていないはずだが? 慰安婦否定派が強制連行という場合、たいてい官憲が無理やり連れて行くことを指すことが多い。その目で見るなら、間違っても河野談話が強行連行が数多くあったといっていると確定できないはずだ。それとも業者の「強圧」を強制連行といっているのだろうか?  河野談話からはっきり読みとれるのは、「本人達の意思に反して集められた事例」が数多くあった、ということだと思うが。

 ----また、朝鮮出身の慰安婦についてはその表現をさらに強め、「その募集、移送、管理等も甘言、強圧による等総じて本人達の意思に反して行われた」と特に「総じて」という言葉を付け加えて、韓国政府が強く主張した「全員強制連行」を実質的に認めたものにしようとする跡の窺える表現になっている。----(同上)

 「総じて」というのは、本人達の意思に反していた、という点である。全部が全部「強制連行」などといっていない。なぜ突然「全員強制連行」を実質認めたものにしようとしているように見えるのだ? 

 ちなみにこの本、本文は110ページしかなく、後は延々と新聞報道や談話、教科書の記述などの「関連資料」で埋められている。全体が278ページなのに、本文が110ページで終わってしまうのには拍子抜け。もうちょっと「偉大」な論述の集大成を期待していたのだが。先日買ってきたもう一冊の否定本「日本人なら知っておきたい『慰安婦問題』のからくり」(阿部晃、夏目書房2005)に期待することにしよう。

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寝だめは逆効果?

へえ。休日に寝だめは逆効果なんだって!

おさかなは普段は0時~7時半、休日は1時~9時くらいです。だいたいの睡眠時間は。

でも、さあ、普段終電で帰ってくるような働き方を余儀なくされている人はどうするんだろうね? 睡眠時間以前に抑うつになってしまいませんかね? そういう人は休日もきっと爆睡したいよね。

やっぱり社会も変えないといけないですよ。

・・・って誰が社会作ってんだ?・・・・え? 俺たち日本人かな??

選挙ではよく考えませう、みなさん。

まあ、ぐうたら寝てるだけの人は知りませんけど。

以下、記事転載。

*********************************

「休日に寝だめ」は逆効果=平日差大きいほど不眠、抑うつ-働く人の睡眠調査
3月17日6時31分配信 時事通信

 普段の寝不足、休日に補えません-。休みの日に遅くまで寝ている人ほど、不眠や抑うつを訴える割合の高いことが17日、働く人を対象とする内村直尚久留米大助教授(精神神経学)の調査で分かった。平日の睡眠時間の短さは、抑うつと強く関連していた。
 同助教授は「時間が不規則だと熟睡感が得られない。良い睡眠のためにはできるだけいつも同じ時間に起きることが重要」としている。
 調査は昨年12月、首都圏の35~59歳の勤労者約9000人を対象にインターネットで実施、約6000人から有効回答を得た。
 それによると、平均睡眠時間は平日6.1時間、休日7.3時間。休日の起床時間が平日より2時間未満遅い人が不眠を自覚する割合は25.9%なのに対し、2~3時間で29.4%、3時間以上で33.3%と、平日との差が大きいほど不眠の人が多かった。
 抑うつ経験も、2時間未満4.3%、2~3時間5.2%、3時間以上6.2%となった。  

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2007年3月16日 (金)

GeForce8600シリーズが・・・

待ちわびています。下記URL参照。

http://www.4gamer.net/news/history/2007.03/20070316214326detail.html

早く出してくださいです。

出ても何のゲームやるのか知らないが・・・。個人的にはアンリアルの次回作を待ちわびています。

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2007年3月14日 (水)

また本が増殖

従軍慰安婦問題に関連して、安倍首相の発言が引き金になって、おさかなも勉強中。さながら従軍慰安婦問題学習月間の様相。

慰安婦問題に関しては、「従軍慰安婦」(岩波新書)、「『従軍慰安婦』をめぐる30のウソと真実」(大月書店)、「Q&A女性国際戦犯法廷」(明石書店)しか読んでなかったが、以下の本を買ってきた。

○フィリピンの日本軍「従軍慰安婦」(フィリピン「従軍慰安婦」補償請求裁判弁護団、明石書店1995)

○戦時・性暴力をどう裁くか-国連マクドゥーガル報告全訳(VAWW-NET JAPAN編訳、凱風社2000)

●慰安婦強制連行はなかった(大師堂経慰、展転社1999)

○イアンフとよばれた戦場の少女(川田文子、高文研2005<3/9読了>)

●日本人なら知っておきたい「慰安婦問題」のからくり(阿部晃、夏目書房2005)

○国際法から見た「従軍慰安婦」問題(国際法律家委員会著、社団法人自由人権協会・日本の戦争責任資料センター訳、明石書店1995)←明日にも読み終えそう。

 本当は「慰安婦と戦場の性」(秦郁彦、新潮選書1999)もほしいけど、アマゾンでは品切れ。しょうがない。図書館で借りるかな。

 いずれにしても・・・本を読むだけでなく、自分で慰安婦問題をどうとらえるのか考える作業もしないといけないよなあ、と思うと、どう考えても自分の中で4月まで慰安婦問題を引っ張りそうな感じです。

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2007年3月12日 (月)

自問自答・・・過去の戦争のことを学び、考える意義

なぜ、僕は、日本の起こした戦争について学んだり、考えたいと思うのか? 勉強しても調べても、知らなければならないことは膨大で、やりはじめたらきりがない。それだけ日本がやった所業が膨大なのだが、何でこんな勉強やってるんだろう、と自分でもときどき思うことがあるので、自分なりに理由を再度振り返ってみた。僕が学び考えつづけたいと思う理由は、つぎのようなものだ。

①過去の戦争の実相を知りもせず、知ろうともしないのに、「金目当て」「蒸し返すな」「まだやってるのか」などと受け取ることは、僕には被害者への冒涜だと思える。もし自分の知らないだけで、償うべき人権侵害を戦争被害者(と主張する人たち)が受けていて、耐え難い傷を心に(体に)受けていたとしたら、「金目当て」「蒸し返すな」「まだやってるのか」と思っている人たちは自分の言論にどう責任を持つつもりなのか。こういう状況を少しでも変えたい。一人の力は小さくても。

②「まだやっているのか」「蒸し返すな」という多くの日本人の中にある意識が、日本の戦後補償・戦争責任が何度も問題になり「蒸し返される」原因になっている。こうした状況は日本と日本人の国際的地位を低めるだけで、高めることはない。(日本の起こした戦争を侵略戦争だと認めない人は逆のことをいうだろうが)

③一方で、僕自身が、「金目当て」「蒸し返すな」「まだやってるのか」などの風潮へ具体的に反論できるだけの知識・力量、戦争被害の実相へのイメージと被害者への共感が僕の中にまだ不足している。

④戦争被害の実相を知り、考えることは、日本人として、アジアの人々へどのように向き合うのかという態度を築いていく糧となる。「戦争? 何ですかそれ?」では、本来日本人はアジアの人々に顔向けできないはずだと思っている。

⑤現在の憲法「改定」に代表されるように、世界へ自衛隊を「軍」として海外派「兵」したいという動きがつよまっている。侵略戦争はもちろん、慰安婦などの人権侵害すら認識できない貧困な権利意識の人物が中枢をしめる日本が自衛隊を出したとしたら、どのような事態になるか危惧するからこそ、日本政府の、過去の戦争への態度を問題にする動きを強めなければならない。道義的問題(他国への侵略、個々人への権利侵害など)をあいまいにすると、再び道義的に説明のつかない問題を引き起こして世界を、少なくとも隣国を巻き込み、やがて将来、日本の「国益」をそこなうと確信している。

⑥侵略行為、戦争責任を否定する人々の日本人一般への影響が無視できないため。こうした否定論が影響を広げないように学び、主張する人が広がっていくことが必要である。その一人に自分がならないといけないし、そういう人間でありつづけなければならない。

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2007年3月10日 (土)

日本軍による性奴隷は「慰安婦」だけではない

 「イアンフとよばれた戦場の少女」(川田文子、高文研2005)を読みました。

読んだ上で今一度注目したいと思ったことがあります。それは①慰安所の慰安婦と、②町や村への侵攻・占領などにともなう強姦以外に、③その中間=侵略地の女性を一部将校と住まわせたり、建物・家屋などに連れていき、性行為を強制した例もあったことです。

 ③は、フィリピンやインドネシア、中国山西省などで見られたようです。

 ③に注目したい理由は、下記の(A)(B)の通りです。

(A)アジアの女性たちの運命が、①②③のいずれにでもなりえた。日本軍が組織として業者などを介して女性を「確保」したのか、一部部隊などが勝手に彼女たちを「かこう」ことを計画したのか、計画ではなく衝動的な強姦で終わったのかという、日本軍の組織ならびに一部軍人の身勝手な都合で、①②③のいずれになるかが決まったように思えた。だからこそ日本軍・軍人によるすべての性暴力被害をつかもうと努力するならば、③にも注目する必要があると思った。

(B)慰安所の設置が②の強姦を予防できなかったこと自体が、日本軍が堕落していたことの証左。しかし、さらにすすんで③のように一部の部隊などが正規の指示ではないところで女性を連れて行き、性行為を継続して強制する場所をつくったなどの所業は、さらにすすんだ軍規逸脱・犯罪行為ではないかと思った。

 また、彼女たちの「傷」というものを考えるとき、非常に甚大な被害を日本軍が与えたことを忘れてはならず、その傷は広くて深く、永続的ですらあるように思います。

 性行為を強制され、奴隷的扱いを受け、従わないと殴られ、健康が害され、或いは生命を落とし、体を傷つけられ、心を傷つけられ、結婚出来ず、結婚出来ても夫にすらさげすまれた人までいる。彼女たちを救おうとして家族が抵抗して傷つけられたり殺されたケースもありますし、抵抗する間もなく傷つけられたり殺されたケースもあります。さらに被害者にもかかわらず、「日本軍の売春婦」などの心ないレッテルを貼られたり、強姦されたという事実を長い間黙っていて、夫にすらいえなかった人もいる。いまだにPTSDを引きずっている人もいて、あらためて自分が、被害者像を実感をもってつかみ、論戦の後景に追いやらないようにしたいなと思います。 

「イアンフとよばれた戦場の少女」を読んで、あらためて心を痛め、しかしその傷を自分は完全に感じることはできていないだろうという気持ちとともに、自分の所業ではないにせよ、二度と再発させないための総括を日本社会としておこなうこと、日本政府としてのきちんとした総括・謝罪と補償をおこなうように行動することが大事だな、と思いました。何ができるかわかりませんけど。

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2007年3月 7日 (水)

おさかなも「強制連行などなかった」論に振り回されていた?

 青狐さん(bluefoxさん)のエントリー「まず『軍慰安所』自体を問題とすべきです(eichelberger_1999さんの発言を紹介)」を読み、非常に考えさせられました(詳しくは下記URL参照)。

http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20070304/p1#c

 考えさせられたといっても、不勉強なおさかなのことなのでまだまだその考えは浅いのですが、つまり以下のようなことです。

 第一は、日本軍の悪行を「当時は合法だった」などと主張して正当化しようとする言説は多いですね。しかし「合法だ」「非合法だ」という前に、倫理的な観点から検討した際、正しくまっとうなものであったと胸を張れるものだったかどうかも検討されなければならないということです。私人に認められる「愚行権」が、国家権力に認められるのかどうか。僕も合法・非合法という前に倫理上の問題があるということは、従軍慰安婦問題以外では考えたことがあったのですが、少なくとも従軍慰安婦問題に関しては、その犯罪性にばかり目を奪われていました。視点が狭かったといわざるをえません。結局、僕も一部の言説=「強制連行はなかった」論に振り回されていたのです。強制連行などなかった→慰安婦は商行為だったなどの言説を受け、これに対する反論ばかりが自分の頭のなかにありました。このゆがんだ認識を打ち破るきっかけをつくったエントリーでした。これから未熟なおさかなの視点も少しは広がっていくでしょう。おさかなも「『騒がれた言説』と『客観的に存在した事実』をわけて考えるべきではないでしょうか。そのうえで強制連行の有無や慰安婦確保の手法・実態、軍の関与の仕方、そもそも売春と呼べるものだったかどうか(お金をもらったことなんてないという人もいます)などが問題となるのだと思います。」なんてえらそうなことを言っていますが(「anemone-osakana」=anemonefish=つまり僕)、実はこれはこのエントリーを読んだ、自分自身への指摘でもあったのです。いやいや。eichelberger_1999さんの指摘の重要性をここ数日痛感しています。

 第二に。青狐さんの問題提起についてです。このエントリーへのご自身のコメントの中で、つぎのように問題提起しています。

 >eichelberger_1999さんの問題提起につなげて私からも問題提起をさせていただくと、「聖戦」を戦っていたはずの日本軍兵士は、1年だか2年のあいだ「性欲」を抑えることができなかったのか?軍は、兵士に対し「この戦いは聖戦である、性欲など抑制しろ」と押さえつけることができなかったのか、という点です。
そもそも軍当局自らが慰安所を大量に用意したのは、用意せざるをえなくなったからです。つまり兵士の強姦があまりに多発して、強姦事件を予防する必要が生じたからです。しかし日本内地の娼婦では性病防止の点からNG。つまり、性病防止の観点から「未経験者」を大量に慰安所に就労させる必要があった。となると…どんな手段を使っても性労働力を調達する必要にかられていたのは軍当局なのです。直接「調達」に関わったのは下請けの民間人だったにしても。
 ですから、日本軍が性労働力を大量に必要とし、それを(朝鮮や中国等で)大量に調達する過程で地域社会や個人に大きな「爪あと「傷あと」を残していった、そういう歴史的経緯そのものを「問題」として認識すべきではないかと思います。

 実を言うと、恥を忍んでいえば、「どんな手段を使っても性労働力を調達する必要にかられていたのは軍当局なのです」という部分については僕は意見を保留しています。本当は従軍慰安婦を設けること以外にも道はあったのではないかと、そう思うからです。休日も十分なかったという、そもそもの日本軍の「就業規則(?)」の問題もあったようにも思うからです。休みもないようなところでは、当然軍紀は退廃しますよね・・・。(追記=休みも十分でない、というのを「従軍慰安婦」(吉見義明)で見たような気がするのだけど・・・気のせい?)日本軍が軍事的に必要なものとみていた、という点はわかっていますけど、本当に必要だったのかどうかは勉強したいです。

 でも、次の部分は大賛成です。つまり、「日本軍が性労働力を大量に必要とし、それを(朝鮮や中国等で)大量に調達する過程で地域社会や個人に大きな「爪あと「傷あと」を残していった、そういう歴史的経緯そのものを「問題」として認識すべきではないかと思います」という部分。

 その「爪あと」「傷あと」はどのようなものであったか。とりあえず、慰安婦にされた人の内面の傷についてさえきちんと学べていないように思うので、学びつかんだ上で問題を認識しなおす作業をしたいと思います。その成果がブログに現れるかどうかは別ですけどね(泣)。まだまだですよ。おさかなの歴史認識も。日本軍の所業とは大きく深いものであり、まだまだくみ尽くせませんね。当時から決して道徳的にも立派だとはみなされない軍慰安所を、アジア全域に広げ、恐ろしく強大な恥辱網を築き上げた。そして、多くのアジアの女性やその家族をも巻き込んだ。そういうこと自体を知り、考え、想像することが必要なのですね。きっと。精進します・・・。 

P.S. それにしても当該エントリーはコメントがただいま30を超えています・・・。非常に長大で、慰安婦問題をめぐる重要であらたな指摘も出ています。ほえ~。読んでいくだけでもたいへんです。人事ではないのですが。

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2007年3月 6日 (火)

数学用語が中国を経由してやってきた?

これって本当なんだろうか。

岩波新書のシリーズ近現代史③『日清・日露戦争』(原田敬一)の「はじめに」は、次のように語る。

「・・・問題は、優等生だったことが一方的に強調されることである。日本で欧米文化を消化し、翻訳語をつくり、清国や韓国などの漢字文化圏に輸出していったことだけが語られすぎている/一五世紀から一九世紀にかけての中国文明が、まずヨーロッパ文明を消化し、アジアに送り出していったことが、なぜこんなに簡単に忘れられたのだろうか。日本が、世界を把握できたのは、まずヨーロッパ語を中国で漢訳したものを通じてであった。地球・地中海・紅海・熱帯などの地理用語、病院・大学・文科・理科などの社会用語などは、イタリア人イエズス会士アレニの世界地理書が、一六二三年に『職方外紀』全五巻として漢訳刊行され、日本に輸入された結果、使用された」(iv~vページ)

へー。病院とか大学ってことばも中国経由なのかー。

「数学も、中国での翻訳語をそのまま使っていて、現在では意味がわからなくなっているものさえある。幾何(中国語発音のジオ)、代数、方程式、微分、積分など。中国製の『万国公法』はその後箕作麟祥(みつくりりんしょう)が作った『国際法』に取って代わられたが、温度を示す『摂氏』『華氏』は現在でも使っている」(vページ)

おお、おさかなが代数・幾何、微分・積分に苦しめられたのは、中国のせいだったのか! ゴゴゴゴゴ・・・(復讐の炎が燃えさかる音)高校で数学赤点とった日が懐かしい(泣)。1回だけだけど・・・。

冗談はさておき。これが本当なら、すごいね。

歴史を学ぶ中で見えてくるものって、本当はもっとあるのかもね。

ちょっと新鮮だったので紹介しました。まあ、博識な方はもう知ってるよっていうかもしれませんけど。

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2007年3月 4日 (日)

EVERQUEST2/ロー砂漠の住人をクリア

本日、ロー砂漠の住人をクリアしたけど、ちょっと苦労しました。

何を苦労したかというと、まずは「シンキングサイドの海岸近くにある岩山の頂上」ってヤツ。岩山? どれなんだ?? ちょっと迷ってしまった。調べてみると、何のことはない、シンキングサイドの海岸につながっているこの岩山だった。 Eq2_000047   

 

 

 

 

Eq2_000045  この辺をうろうろすると、ヒット。

 でも、さあ、これって頂上なの??

 

 

 

もうひとつ困ったのが、「グレート・ボンサイ」。

ピラー・オブ・フレイムのグレート・ボンサイにいけっていわれたけど、グレート・ボンサイ」って何? すっごいボンサイ?

いろいろ調べてみると、モンクがたくさんいるところみたいだ。

あ! あの辺かなあ、とめぼしをつけて。ピラーオブフレイムの北にある、島みたいなところだね。遠くから見ると、大きな木が二本ある。

「ボンサイじゃねえよ、普通に生えてるじゃん」と思いながら、とりあえずうちの一本の方に近づいてみる。

Eq2_000048_3  モンクだらけだ・・・。

 ちょっかいかけたら、間違いなくあの世行き。

 瞬殺ですね。

 近づいてみたが、この木ではないみたいだ。近くを通り過ぎて、もう一本に近づこうとすすむと・・・。

Eq2_000049 うわっ、これ登るの?

 

 

 

 

Eq2_000050_1  しょうがない、登るしかない・・・。

 しかしこのモンクな人たち、何でこんな変なところで修行してるのかな。

 その後、この岩を登ったところの木に近づいたらヒット。めでたくマージ・ダルへの瞬間移動の魔法?「コール・オブ・マージ・ダル」を覚えました。

よかった、よかった。   

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EVERQUEST2/ブレード本部入廷許可される

敵対するコートのガードを倒してコインを集め、月の塔に貢いだところ、あっという間にコート・オブ・ブレードの「好人物」に。

Eq2_000039 ブレード本部前。

 

 

 

 

Eq2_000040  中に入ってみると、こんなドアが。

  なんだろうと入ってみると・・・。

 

 

Eq2_000041  ベッドとプリンセス? へ?

 

 

 

 

Eq2_000043  広間に接している部屋がいきなり寝室? しかもプリンセスの部屋なのに、堂々と簡単に入れる。ますますありえない・・・。

 プリンセス、この状況は、あいさつする状況なのでありますか?

  どうでもいい雑念は横へおき、クエストに励むおさかな。 

 

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父と子ども接触がないのは父とパソコン・携帯だけのせいか?

平日に父親と接触のない子どもが増えているそうだ。う~ん、こんなので日本の将来は大丈夫かと考えてしまうおかさな。
ただ、この毎日の報道で気になるのは、社会的観点のなさだ。
社会的現象を報道しているのに、「仕事優先の父親の姿勢」(大塚幸寛参事官)だって? 結局、個人ないしは父親という集団に責任をかぶせるつもりか? まあ、事実の報道ってことなのかもしれないが、政府の言い分をそのまま報道するだけが能じゃないぜ、毎日。
父親の責任論も大事だと思うけど、リストラ・合理化で残業天国日本になってんだから、そこに触れろよ。そんぐらい思いつくだろう。
あと、パソコン、携帯の普及も影響しているのかもっていう参事官のコメントも安易だなあ。影響は否定しない。でも父親は3割強しか子どもの悩みを知らないのに、母親は65%が「知っている」「まあ知っている」って答えているのは、なぜなのか。
もうちょっと具体的にどういう現象がおきているのか知りたいけどな。父親の帰宅時間とか。子どもは何時に帰ってるかとか。子どもは塾にたくさん通ってないかとか。さいたま市でも、塾や予備校に親がわんさか子どもを迎えに来たりして、しかもそれが夜8時過ぎとかいう光景はめずらしくない。まあ、塾って普通8時ぐらいに終わるのかな? おさかなはあんまり塾に行きませんでしたので、あんまりくわしく調べたことないけど。
政府のコメントは浅すぎる。全否定するつもりはないが、残業天国にした企業責任と、これを有効に取り締まれない(取り締まる気がない)政府の責任もいっしょにとわれている気がするけどなあ。そこへ持ってきて「残業ゼロ」法案。そうなっちゃ、終わりだね。
以下、記事引用。
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<少年意識調査>父親の4分の1、平日の接触ほとんどない
 内閣府は3日、小中学生とその親を対象にした「低年齢少年の生活と意識に関する調査」の結果を発表した。父親の約4分の1が子どもとの平日の接触が「ほとんどない」と答え、中学生の約7割が進学や友人関係などで悩んでいたのに、悩みを知っている父親は約3割にとどまった。
 調査は昨年3月、全国の小学4年~中学3年の男女3600人を対象に面接方式で実施し、2143人が回答(回収率59.5%)。答えた子どもの父母にも郵送回収方式で調査を行い、2734人から回答を得た。
 子どもに「悩みや心配」があるかを複数回答で聞いたところ、中学生では71%が何らかの悩み・心配を抱えていた。同じ質問をした直近の調査(95年)より15ポイント多く、悩みの内容は「勉学や進学」61%、次いで「友達や仲間」20%、「性格」19%などの順だった。
 一方、子どもの悩みを知っているかを親に尋ねると、母親は65%が「知っている」「まあ知っている」と答えたのに対し、父親は31%にとどまった。子どもとの平日の接触は、父母とも「1時間くらい」がそれぞれ24%、29%と最多だったが、「ほとんどない」は父親23%、母親4%と大きな差が出た。特に父親は00年の前回調査より9ポイント増加した。
 親子関係の希薄化について、内閣府の大塚幸寛参事官は、仕事優先の父親の姿勢に加え、パソコンや携帯電話の普及も影響しているのではないかと指摘している。調査では小学生の15%、中学生の52%が携帯電話を持っていた。【渡辺創】

最終更新:3月4日1時19分

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2007年3月 1日 (木)

2月は7冊でした

2月は日が短い上に、ノロ?襲撃事件もあり、仕事もつまりまくって、7冊しか読めませんでした。本当は8冊を目標にしていたのだけど・・・。なかなか予定通りにはいかないね。で、読んだ本は以下のとおり。

○『日本人の戦争観』(吉田裕、岩波現代文庫2005) 2/4読了

○毒ガス戦と日本軍(吉見義明、岩波書店2004) 2/7読了

○Q&A 女性国際戦犯法廷(VAWW-NETジャパン、明石書店2002)2/8読了

○東京裁判論(粟屋憲太郎、大月書店1989)2/20 読了

●「南京事件」発展史(冨沢繁信、展転社2007) 2/23 読了

●南京「百人斬り競争」の真実(東中野修道、WAC2007) 2/25読了

○十五年戦争史2 日中戦争(藤原彰、今井精一編 青木書店1988) 2/28読了

 上記のうち、本の感想は「日本人の戦争観」ならびに「『南京事件』発展史」だけは感想UPしています。

 「日本人の戦争観」

 http://anemonefish.cocolog-nifty.com/osakana/2007/02/50_569a.html

 「『南京事件』発展史」

 http://anemonefish.cocolog-nifty.com/osakana/2007/02/post_b740.html

 あとの感想は機会があれば。今回はパス。アー○引越センターが折り返し電話するぞするぞっていって、この三日間全然電話が来ず、5回も電話(今日だけで4回、一昨日1回)するはめになり、気疲れしたのですよ。ほえ~。

 ああ、ぼーっとする暇があったら、勉強しよしよ。

ただいま、昨年7月から戦争関連の本、合計56冊読了です(某首相の美しくない本も入っていますけど)。またそのうちところどころ読み返してみないといけないかもしれません。

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