「大東亜戦争」は、日本滅亡の危機を招いたのでは?
以前から不思議に思っていることがあります。「大東亜戦争」が「自存・自衛」の戦争であり、「大東亜戦争」をたたかった人たちがいてこそ、今日の日本があるという議論についてです。はたして本当に今日の日本があるのは、「大東亜戦争」があったからなのか?・・・厳密に考えていく必要があるな、と思っています。だいたい、何で国力で何十倍もするアメリカとたたかうのだ・・・。
僕がいちばんひっかかっているのは、「大東亜戦争」に日本が負けて、日本はまがりなりにも占領下におかれたということです。もしこれがアメリカとソ連などの分割統治だったらどうするのか。また、日本は天皇制の護持にこだわったが、これが認められなかった場合は、もっと戦争が長期化したり、もっと悲惨な状態に日本が陥ったりしなかったのか・・・などなど、あらぬことを考えてしまうこのごろなのです。
ソ連と米国により日本が分割統治され、その後ふたたび戦争が起きて、「日本がまっぷたつに! あちゃー」なんて事になる可能性はなかったのかなあ、なんて考えるのですよ。まあ、いいんですけど。
いずれにしても、国家としての主権を奪われた状態、占領下におかれて、そこからまがりなりにも主権国家として国際社会に復帰出来たのは、運が良かったという気もします。アメリカとしては占領にかかる費用を負担し続けたくなかったという意図も働いたみたいですけどね。
戦争に負けた→占領されて主権を奪われた→占領されたのは国力で何十倍ものアメリカに勝利の見込みもなく戦争を挑んだ結果だった→さらにその戦争は日中戦争に日本が突入しておきながら、自力で解決できなかったからだった→日中戦争を自力で解決出来なかったのは、中国の実力を日本が見くびりすぎたからだった(中国の政府を「対手とせず」声明など)→しかもその日中戦争は停戦協定を無視し、現地軍の暴走を日本政府と軍中央が追認し、命令したことからだった・・・などなど考えると、キリがなくなってくるのですよー。
日本の失政の積み重ねの結果、「大東亜戦争」を招いた気がします。1941年の一連の日米交渉については、もう少し勉強してみますが、いずれにせよ満州などの権益を本当に手放したくないのであれば、日中戦争など、むやみな戦線拡大を日本はするべきではありませんでしたね。
とにかく、何で占領されて国家主権まで奪われておいて、そのおかげでいまの日本があることになるのか、よくわかりません・・・。日本という国が、地図から消えていたかもしれないじゃないのかなあ、なんて。
まだきちんと考え切れていないので、もうちょっと考えます。答えはいつ出るかわかりません(笑)。いろいろアドバイスいただけると幸いです。
なお、上記を見ればおわかりでしょうが、僕は「大東亜戦争」が「自存・自衛」の戦争だったという立場に立つ者ではありません。侵略戦争だったという立場に立っています。
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